1995年1月17日の午前5時46分に起こった阪神・淡路大震災から、29年となる。
総務省消防庁のまとめによると、死者は6434人、住宅被害63万9686棟、火災被害7574棟だった。
そして、能登半島地震被害のまとめ(NHK NEWS WEBによると)では、(16日2時)石川県222人の死亡、安否不明者22人である。
阪神・淡路大震災では、私自身も天井がぐらぐら揺れたことを覚えている。知り合いも、お母様がコンクリートに埋まっていたのを助けたことを聞いている。
今、能登半島地震のことを祈りながらも、何を思っているかをお伝えしたい。
生きていく為には、衣食住をする住む場所がいる。その場所は、地震などの災害が起こらない所、海や山の災害に呑み込まれにくい所がよい。改めて、それを考える。
あとは、いざという時に、どういう気持ちでいるかを常々、家族で話し合いの場を持つ必要がある。それが時間を過ごす上での生きる指針となるからだ。
そして、最後は、何も無い時の生き方だ。
「あの時こうしておけばよかった」という後悔をしないように、自分のすべき日常を当たり前にしていくこと。そうすれば、どんなことが起こっても、動揺しないで、今何をすべきかを考えられると思う。
最後に、震災のことを風化させないで語っていくこと。
これは、皆様にもできるのではないでしょうか。
それが命いただいて生きている私たちの役目だと思います。