2016-03-01から1ヶ月間の記事一覧
思わず目を留めたのは、12歳女子の「声」。 6年生から児童会で活動してきたが、発表会で進行を任されたのに、うまくあいさつの文章も作れず、同時期に友人関係もうまくいかずに「もう学校めんどくさいし、行きたくないな」と思う毎日だったそうだ。 その時に…
夢枕 母との別れを読んだ。『「人は生きたように死んでいく」とよく言われる。延命治療を自らの強い意志で断り、老木がやがて土にかえっていくような穏やかなその死は、私たちに多くのことを教えてくれた。 母との思い出は私たちの心の中に生き続け、つらい…
思わずクイズを出したくなる。 研修4年目の女性医師が、認知症にさらに小脳梗塞を併発し「茶色い涎を垂らして獣のように転げまわる」86歳の男性患者担当になって、「貧乏くじを引いた」と思ったそうだ。ある日「Aさん、私は誰ですか?」と話しかけると患者さ…
今朝の折々のことばに、「同感」。「『記憶というのが、ひと条の糸のようなものだったら引きずり出して巻きとっていけるのに』たいていの傷は喉元過ぎれば忘れる。深手の傷はいつまで経っても過去になってくれない。気圧の微かな変化に古傷が疼くように、不…
朝から新聞のReライフに目が釘付けとなる。 俳優の いとうまいこさんが載っていた。 アイドル出身の彼女だが、デビュー当初から賢い人だと思っていた。 名古屋の名門金城学院中高校出身であることが、それを証明。 インタビューに答える内容が、他のアイドル…
ひとときを読んでいた。 「その通り」と覚醒された。 ぜひとも、ご紹介したい。「その人はとても美しく、ショートカットの髪に白いスーツ姿だった。…中学校の昼下がりの教室は保護者会が始まろうとしていたが、警察に補導されたA君がそのクラスにいることに…
精神科医だから、分かるのかもしれない。そう思えた今日の折々のことばだった。「失うのは一回きりだとしても、人は何かをうしなったとき、それを失い続けるともいえる」その解説が素晴らしい。 「大事な人を失った人はその喪失感をいつまでも反復せざるをえ…
「『問いかけたいことはもうなくなってい た 答が分かったからではなく 答が分からないことが答だと知ったから』谷川俊太郎 ひとにはどうしてもコントロールできないもの、最後まで腑に落ちないことがある。が、それに抗うのではなくて身をあずかることで、…
今朝のひと、に警視庁に進む剣道界の逸材として竹之内佑也さんが載っていた。 書き出しの説明から、引き込まれてしまう。 「剣道漫画『六三四の剣』の夏木六三四と同じ、6月3日午後4時台に生まれた。」 「剣道7段の父の影響で、3歳から地元の道場に通っ…
折々のことば、に唸ってしまう。 中山大三郎作詞の「人生いろいろ」の解説。 「悲しみに染められたとき、ひとはなぜ自分を責めてしまうだろう。怒りが込み上げるときは他人を厳しく攻撃するのに。…」どう、思われますか? 人間の摩訶不思議なことの一つです…