長〜い題目に驚かれたかもしれないが、切れなかったのでご了承頂きたい。
いじめたことを注意や批判されると必ず、「いじめられる方に問題がある」と返してくる小学生がいる。それが1人や少人数でなく、かなり多くいるのだから驚く。
『子育て六法』を書かれた高橋麻理さんによると、このように説明されている。
『具体的に(いじに対して)尋ねると「もともとその子が別の子をいじめていた」「人の悪口をいう」「みんなの迷惑になることばかりする」などが、いじめられる原因のして挙がります。次に「ではそういう人はいじめてもいいのかな?」と質問すると、子どもたちは少し戸惑った表情を浮かべます。ここで「どんな理由があっても、いじめをしていいことにはならない」とはっきり伝えるようにしています。ただ、これでは子どもたちの中に納得できない気持ちが残りそうです。そこで「もともとみんなの迷惑になることばかりしていた子に対しては、どうすればよかったのか」も一緒に考えるようにしています。すると「やめてと言う」「先生に相談する」などの意見が出て、子どもたちは「いじめ以外の解決法を取らなければならない」と気付き始めます。 最後に、いじめは人の命をも奪うことがあり、実際にみんなと同じような年齢の子の身に起きたこともある、だからどんな理由があっても絶対にいじめは許されないと正面から伝えています。』
それでは本日の本題に入ります。
皆様の中には、お子さんがいじめられた方もいらっしゃるといるでしょう。
その時にすべきことは具体的にはこうなります。
★いつ、どこで、誰に、なんと言われたかを正確に聴き取ることが重要です。
周りに誰がいたかも確認できると、目撃状況を確認したい場合に役立ちます。
そして、できるだけ客観的な証拠を集めるという視点も大切です。
例えば相手のメール、SNS投稿、状況を見ていた友達の話、録音や録画などです。
また、SNS上であっても本人が苦痛を感じていればいじめです。
名誉毀損罪や侮辱罪になる場合もあります。
無料通話アプリ内のやり取りは後で削除の可能性もあるので、スクリーンショット画像を保存しておくとよいでしょう。
更に全体の流れが把握できるように、日付も含めてスクリーンショットによる保存がよいと思われます。
ご参考になれば幸いです。