本日は、授業中に静かに話を聞ける子のママがやっている方法を3つご紹介します。
まず、授業中に静かにできる子どもたちの3つの共通点は、こちらです。
1、自分の行動の意味を理解している
2、集中力が高い
3、先生や周りの人への配慮ができる
それでは表題の3つの方法をご紹介します。
1、「どうしたの?」から始まる共感の声かけ
◯ 効果的な声かけ「授業中に静かにできないのは、何か理由があるのかな? どうしたの?」
⇒子どもの気持ちに寄り添うことから始めます。子どもの立場に立って考えることで問題の本質が見えてきます。
✕ 「また授業中におしゃべりしたの? いい加減にしなさい!」
⇒否定的な声かけは、子どもの心を閉ざし、問題の解決には届かないかもしれません。
2、「どうすれば」で始まる前向きな提案
◯ 効果的な声かけ「授業中に静かにするのが難しいのだね。どうすれば楽しく授業を受けられると思う?」
⇒子ども自身に考えさせることで、自主性を育むことができます。また、「楽しく」という言葉を入れることで、ポジティブな方向に導きます。
✕ 「静かにできないなら、もう学校に行かなくていいわよ」
⇒子どもを脅したり、極端な言い方をすると、子どもは不安になるだけです。根本的な解決にはつながりません。
3、「すごいね」で始まる具体的な褒め言葉
◯ 効果的な声かけ 「今日は10分間、静かに授業を聞けたんだってね。すごいね! どうしたらできたの?」
⇒少しの成果でも具体的に褒めましょう。子どもの自信につながりますよ。また、その時の気持ちを聞くことで、次につながる気づきが得られるかもしれません。
✕ 「やっとできたの? 授業中静かに話を聞くのは当たり前なんだよ」
⇒子どもの努力を認めてあげましょう。他の子にとっては当たり前のことでも、その子にとっては難しいことなのです。
【まとめ】
本日ご紹介した方向は、子どもの気持ちに寄り添った方向です。
子どもなりに困っていることがあるかもしれません。落ち着いて、話を聞いてあげてくださいね。