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ひきこもりの人どれくらいか?

 今朝の新聞に、国が2022年11月に調査した「ひきこもりの人が全国に何人いるか」の調査結果が出た。

 国は3月、全国の15〜64歳のうち推計146万人がひきこもり状態にあると公表した。子どもから中高年までを同時に調べたのは初めてで、約50人に1人が該当する数字になったそうだ。

 「ひきこもり」とは、就学や就労などの社会的参加を避けて、自室や家からほとんど出ない状態が6ヶ月以上続くとしている。更に近所のコンビニや趣味のときだけ外出する人も含めた数で推計している。

 原因をみると、約2割の人がコロナの流行を理由に揚げたが、コロナの感染を恐れて外出を控えている人も一部含まれている可能性があるとしている。

 若者(15〜39歳)では「人間関係がうまくいかなかった」「中学校時代の不登校」が多かった。

 中高年(40〜69歳)では「病気」が目立った。

 どちらにも共通して最も多かったのは「退職」だった。

 長期化の状況も見られ、「5年以上」は若者で29%、中高年で34%を占めた。

 男女比は、全体では約6割弱が男性、約4割が女性だった。ただ、40〜64歳で見ると、女性の方が多く、52・3%と半数を超えた。

この理由に対して、ひきこもりの当事者と家族を支援するKHJ全国ひきこもり家族会連合会は、「主婦や家事手伝いなど伝統的な役割分担の価値観の中で声を上げられずにいた女性たちがSOSを発し始め、顕在化したといえる」と分析している。

 

 コロナ以前にもひきこもりは多かったが、以後増えた。

増えてしまったことは仕方がないが、マスクもしなくてよい生活にいずれなっていく今、減らす努力をお互いに意識してする必要がある。

テレビドラマでも、これを意識して、その題材で制作されると良い影響を受ける人たちが出るのではないか?と期待する。

例えば「コロナ禍で自宅に閉じこもっていた人たち(世代に分けて子ども、中学生、高校生、大学生、社会人、中高年、老年)を分けて描き、その人たちが出会う場所に参加することからお互いに変化して、ひきこもりがなくなっていく様子を映像化にする)」など。これはもうすでにあるかもしれないが。

 

まずは、家の中に籠らずに、外に出て、深呼吸といきたい。

空を見上げると気持ちがよいし、また高台に上って下を見ると、自分の悩みが小さく思えてくるものだ。

俯瞰して考えることを習慣にしたいものだ。

 

 皆様は、どう思われますか?