現在、朝日新聞「語るー人生の贈り物」は汀夏子さんだ。読んでいて、彼女の考え方に、男気と爽快感を持った。中でも8回目に書かれていたことには、素晴らしいと思ったので、皆様にぜひ知って頂きたいのでご紹介する。
「ある公演の最中です。5人ほどの上級生と、野球帽をかぶった少年役で出ていたら、舞台が暗転したとたんにカーンて頭を殴られました。ほんまです。すぐにその人を追いかけて、ゴーンと殴り返しましたけど。 驚いたというか、子どもっぽくない?そういうことをする人ってカッコ悪いと思ってしまう。よく恥ずかしくないなって。私はええかっこしいやから、でけへんねん。そんなことをして、イヤな人と思われたくないのよ。そう思う私はズルイのかな。 だからね、いじめられて苦しんでいる人に言いたいの。追いつめられたように思うことがあっても、学校時代っていつか終わる。先は長いんだから、どこかに逃げ道をつくってほしい。いじめなんてするのはみっともない人たちなんだから」
暗転した後にすぐに追いかけて、ゴーンの殴り返されたのには、思わず拍手。勇気ある、偉いなあ。それとこの上級生の僻みからの行動は、ほんとにお子ちゃまだ。これは汀さんに同感。きっとそんなことをする人は、もしご存命ならば今も人格変わっていないよ。
汀夏子さんのような人が学校にいるだけで、学校の雰囲気も変わるし、いじめは少ない。
いじめは、皆んなが、悪を認めない心を持つことが基本。それを学校側もチェックする体制で挑んでほしい。
ご自身の思い出回想の中で、正しい意見を入れて下さった汀さんに敬意を払いたい。
皆様は、どのように思われましたか。