テレビニュースでは知っていたが、「ひと」に登場した吉田圭秀さんを読んだ。
目を引いたのは、3つ。
まず一つ目は、東京都出身の転勤族の家庭に育ち、転居した先々で新しい友達を作ったこと。
普通なら転居先ではなかなか自分を出せずに萎縮しがち。
これが出来たのは、持って生まれた特性とご先祖様から頂いたお徳もあるだろう。このことに絶賛した。これが30年振りに一般大から選ばれた所以に繋がると思う。
二番目は、陸上自衛隊で初めて配属された北海道の舞台で小隊長だった時、スキーをはいた冬の訓練で疲労から意識を失い、部下に助けられた時に部下に助けられ、肩を落として部隊に戻ると「小隊長、きにすることないよ。がんばれよ」と言われ、経験値の高いベテランに育てられていたことに気づいたこと。この気づきが、人としての価値を生んでいる。この話に感涙した。
三番目は、持論の「刀を抜かないために真剣に刀を研ぐ」だ。
そして締めくくりの「決して戦争を起こさぬよう、努力する。刀をを抜いた時には、半分、任務は失敗していると考えている」
皆様は、吉田圭秀さんについて、どう思われますか。
読ませて頂いて、吉田さんの潔さが清々しく感じた。心よりご活躍を祈りたい。