思いの丈☆宅配便

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二学期から学校に行きやすくなる方法

題目の為に、新聞が、各界の芸能人からのコメントを貰っている。

今回は、タレントの中川翔子さんと俳優・歌手の井ノ原快彦さん。

お二人ともに、行きたくない気持ちを受け止めて、長い目でのアドバイスを下さっている。

私も同感したので、ご紹介したい。

まずは、中川翔子さんから。

彼女は、「いじめられている側にも問題がある」と言う人がいるが、それは絶対にないと書いた。そして、いじめている側が100%悪いと断言した。

最後に、ひとりひとりが、悪口や陰口を「ここで止める」という意思をもって行動できれば、いじめはきっと止められる。いじめを連鎖させないということは、誰もができる小さな抵抗だと思う、で締めくくってくれた。

心より同感し、拍手を送り、そうなってくれることを望みたい。

次に、井ノ原快彦さんのサブタイトルには、今でなくても学校行ける、とあった。

彼は皆さんご存知のV6のメンバーであり、最近はテレビドラマや舞台での活躍が光っている。

彼は、12歳でジャニーズに入って、歌やお芝居をもっとやりたくなって高校中退したそうだ。これは芸能人ならよくある話。

でも彼の凄い所は、二十代後半になって、勉強したいと思って、通信制高校に入り直したことだ。

仕事が終わってから寝ないでリポートを書いたり、10歳くらい下なら友達が出来たり、勉強するということを楽しんだ。

最後のまとめに書かれている文章が温かい。

勉強って、学校でするものとは限らない、社会でも出来る。僕は学校で学んだ以上のものをジャニーズで学んだ。学生時代に無視されて嫌だった経験から、人を無視することは絶対にせずに、言いにくいことでも言うようになった。

 

お二人のコラムは、「学校は、必ず休まずに行かなければならない!」なんて断言も囲いもない。

中川さんは、はっきりといじめる側が悪いと言い切られ、井ノ原さんは、行きたい時に自分から学びを求めればいいとされた。

 

長い夏休み明けは、気が重い人も多い筈。

ちょっと深呼吸して、自分を追い詰めないで欲しい。

あなたと同じような気が重い人は、同じ重いの人と愚痴っても構わない。毎日少しずつ、軽くしていこう。

そして、元気な人は、重い人の話に入って、聞いてあげるだけで、あなたの元気パワーがいずれ、伝線していく筈。

学校は、社会に出る前の、一つの社会。

ここでの予行演習が、いずれの晴れ舞台で発揮され時がくる。

井ノ原さんのように、苦い思い出は、逆に、それのない社会へと繋げてほしい。