思いの丈☆宅配便

書いて読んで繋がりませんか!

自分の人生を使い切ること

今年、ブログで何度も書かせて貰った樹木希林さんの言葉だ。

今朝の天声人語から、再再再度登場願う。

思わず、惹きつけられる魅力が、希林さんの文章にはある。

 

日ごろから心がけたのは、身の回りの始末である。毎朝、ひとしきり掃除をする。服はボロボロになるまで着る。「長くがんと付き合っていると、『いつかは死ぬ』じゃなくて、『いつでも死ぬ』という感覚なんです」

 

彼女の言葉には、がんを別ものと捉えなかった人の見方が分かる。

どんな裕福な、生きていく苦労すら経験していない人でも、平等に訪れる死。

そこから目を逸らさず、逃げず、真摯に向かいあって生きてきた毅然さに、敬意を払いたい。

 

最後に、皆様に、投げたい言葉がある。

 

明日、現世にさよならをしなければならないとしたら、何かやり残したことはありますか。