今朝の新聞記事に、樹木希林さんの死生観が載っていて、一息に読んだ。
そして、この言葉が、頭にこびりついた。
「死ぬことは 誰かの心の中で生き続けること」
60歳で、希林さんは乳癌になる。
その時に、生と死が一体なものだと気づいた。
そして、この言葉を残す。
「病が不幸なんて。もったいない。がんは特に残り時間が読めるからありがたいわよ」
私達は、病気や事故に遭うと、どうして自分だけがこんな目に遭うのだろう。とそうでない人を妬み、羨む気持ちが起こる。
本などで、自己を見つめ直すとあっても、本当の真意は掴めない。
希林さんの言葉には、残り時間が読めるという大きなヒントがあり、勇気を貰う。
「死ぬことは 誰かの心の中で生き続けること」
そうありたい、と素直に思い、温かい気持ちになれた。
またしても、希林さん、教えて頂いてありがとう。