いつも心底には、凡人に終わらずに第一人者になりたい、がある。
が、である。
なかなか、頭も中身も人並み故に、果てしない夢だなあとは分かっていた。
それでもその夢を忘れられないのは、何故だろう。
唯一、凡人と違うのは、ちょっと違う発想を持っていることかな。
感受性の鋭さで、心が傷ついて、生きてくことの困難さを知り、悶々と過ごした思春期。
大人になって、更に生きづらさを体感し、将来が見えなくなって、よく泣いていた。
それを全て負の要素と受け止めていた。
その意味も分からなかった。
が、逆に、こんな私だから、人の見えないことを見てきたから、凡人の出来ないことが出来るのではないか❓
新聞で、日本コナモン協会会長の熊谷真菜さんが落ち込んでいた時に現在の関西大教授・永井良和さんに掛けて頂いた言葉を読んだ。
「誰もしていないことをすれば、第一人者になれる」
この言葉が、心に響いた。
よっしゃあ、私も第一人者になる。
彼女の笑顔に、心が弾けた。