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現代の三密VS真言宗の三密

 今朝の天声人語の書き出しに、題字のことが載っていた。これは、昨夏に、私自身も興味を持ち調べて学びに変えたので、暫く目を通して頂ければありがたい。プラス今回は、具体的にどうすればそれを極めていけるかも調べたので、参考になれば嬉しい。

 現代の三密は、昨年末の流行語にもノミネートされた「密閉・密集・密接」。

 これに対して真言宗の三密は、弘法大師が唐から伝えた密教の密を指し、仏と一体となる修行で、「親密(しんみつ)・口密(くみつ)・意密(いみつ)」。

 この文字を見ただけで、意味に大きな違いがあることは想像がつくだろう。

 真言宗の三密を要約すると「体や行動(身)を整え、言葉(口)を正しいものとすれば、おのずと心や考え(意)も整う」

 この三密を調べていると、禅の言葉「三業を整える」に行き着いた。そして読み深めていくと似た言葉と出合う。

 『三業とは、「身業」(「身」や「体」を表す)、「口業」(「口」や「言葉」を表す)、「意」(「意」や「心」を表す)のことである。身業を整えるとは、姿勢を整え、見た目を正す。口業を整えるとは、相手のことを考えて発する親切な言葉づかいをする。意業を整えるとは、何か物事が起きた時に、瞬発的に感情で反応するのではなく、一旦受け入れて状況に合わせた対応が出来る心を持つこと』

 さあ、ここからが要チェック。

それでは具体的にどのようにすれば、理想となる三業を整えることが出来るのか?

 姿勢を整える方法➡︎ピラティス(正しい運動で姿勢を改善させる効果が期待出来る)

私は、毎朝YouTubeを見ながら、ラジオ体操第一と第二をしている。これだけでも、背筋がシャキッとする実感がある。

 言葉を整える方法➡︎読書(自分の知らない沢山の言葉と出合える)

 心を整える方法➡︎一旦受け入れて状況に合わせた対応が出来る心=寛容で何にでも対応出来る柔軟な心

 これは少し噛み砕くと、幅広い視点と考えを持っておくということ。更にピンポイントで説明。

 幅広い視点を持つには、まず視野を広くする。それには、顔を上げる。そして、姿勢を正す。

 幅広い考えを持つには、言葉を沢山知り、その場にあった適切な言葉を選択する。

その為に、読書が必要。

 

 漠然と書かれていたりするとピントが合わず、スッキリしなのが嫌なので、お分かり頂きたいから、詳しく調べて述べてみた。もう、Googleを調べる必要はないと思う。

 

 禅の言葉である「三業を整える」を日常的に習慣化させ、気がつけば真言宗の三密に行き着いていた、としませんか?