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体外受精で生まれた松元まろんさんが登壇

ひと、に体外受精で生まれた立場で学会に登壇すると題して、19歳の松元まろんさんが載っていた。

 体外受精の7回目で出産に至った松元まろんさんは、大阪に住む京都女子大1回生。彼女は、昨日10月3日に行われた大津市不妊治療に関わる学会で、体外受精で生まれた当事者として、治療を手掛けた医師と対談している。私はそこに行けていないので、実際の対談は聞けていなのが残念である。この技術で生まれた子は国内で71万人に達するが当事者が語るのは珍しいそうだ。

 彼女の言葉をご紹介する。

 『小学生以来、母幾美代(きみよ)さんから、体外で卵子を培養したらうえで受精させる試みを繰り返し、流産も経て、7回目で出産に至ったことを何度も聞いた。母はいつも付け加えた。「あなたはすごい子だよ」。そして、「あなたに会えて、どれだけうれしかったか」と。 中学生の時、保健の授業で体外受精が取り上げられた。友達はみな、そんな方法があるのかと驚いた。「知らんかった?うち、これやで」。ポジティブに考えてきたから、周囲に隠そうと考えたことはない。 同じ方法で生まれたことを親が伝えないケースは、いまも少なくないと聞いた。でも「体外受精という方法はもう特別じゃない。ふつうのことだと知ってほしい」

 お母様からの繰り返しのメッセージがまろんさんの心にしっかり届いたから、今回の学会登壇に迄繋がったのだろう。

体外受精の素晴らしさがたくさんの方に伝わりますように、祈りたい。

 皆様は、どう思われますか?

 

栗原はるみさんのマガジン100号

 栗原はるみさんが一年に4回の春夏秋冬の4回発行されていたパーソナルマガジン「haru-mi」が100号で終わることになった。そのことは、私達読者には知らされておらず、読んで初めて分かった。はるみさんのメッセージを読んで、25年間が過ぎった。とても寂しさが込み上げてきた。

 はるみさんは、始めた25年前から、ある時期が来たら自分で区切りをつけようと決めていたそうだ。

 

 最後に読者に贈って下さったメッセージが、心に沁みた。皆様にもお伝えしたい。

「金曜日には冷蔵庫を整理して週末は残りものでやりくりしてみてください。家族の好物を5品ずつ覚えて、それを得意料理にしてください。時にはレストランのシェフになったつもりでおしゃれな盛り付けを試してみてはいかがでしょう。自分が得意な料理を作って、友人を呼んでおもてなしする、そんな人になれますように。 毎日の暮らしを楽しく、元気にお過ごしください。再びお会いできることを楽しみにしています」

 毎日を大切に一生懸命生きてこられたはるみさんらしいメッセージだった。

このメッセージが皆様の心にも何かしら残りますようにと祈ります。

 

 

戸田恵子さんの私の遺産

 今朝の朝日新聞に、三井住友信託銀行が「わたしの遺産」と題して、女優の戸田恵子さんにインタビューしている記事が載っていた。内容が素晴らしいと思ったので、皆様にご紹介する。

 『自分にとっての「わたしの遺産」は、さまざまな出会いと、その出会いから生まれた技術やノウハウです。舞台、声優、テレビ、歌手と、今までにいろいろな仕事をさせていただきましたが、出会いを通してそれぞれのルールを習得できたことが、大きな財産になっています。特に劇団薔薇座(当時)の座長だった野沢那智さんとの出会いによって、私の芝居の土台が築かれました。劇団では、セリフ回し、目線、顔の向き、舞台上の位置の取り方など、演劇の基礎をしっかり叩き込まれました。「お客さんは毎日違うので、同じ成果を毎日出せるように稽古するんだ」と口酸っぱくおっしゃっていたことが印象的です。これまで数々の舞台に出させていただきましたが、劇団で築いてきた土台は、どの舞台でも通用するものだったと感じています。「人との出会い」は「自分のスキル」につながります。人生を変える出会いのチャンスを見逃すことになるかもしれないので、常にアンテナを張っていることが大事だと思います。』

 

 戸田恵子さんの清々しい芯の通ったセリフ回しは、劇団で培われたことが、改めて分かった。そして、「人との出会い」を「自分のスキル」に変えていかれたことは、素晴らしいと思わず拍手した。

 

 戸田恵子さんの「わたしの財産」を読んでいて、ふと「わたしの財産」はなんだろう?と頭を過ぎった。「いつも真っ直ぐ前を向いている元気さかな⁈(笑)」

 皆様の「わたしの財産」は、何ですか?

 

三井住友信託銀行では、第9回「わたしの遺産」として『あなたが未来へと伝え、のこしたい「わたしの遺産」について、エピソードやのこしたい理由を添えて400字の文章にまとめ、ご応募ください。応募〆切は2021年11月30日(火)』詳しくは わたしの遺産 検索でどうぞ。大賞は、30万円相当のギフトカード進呈なので、応募する楽しみありますよ。

 

麻生太郎財務大臣の問題発言

 今に始まったことではないが、麻生財務大臣は、本音発言をよくされる。

 14日閣議後の会見では、緊急事態下での緩和案について問われた時に、こう言われていた。

「医者は結構反対といったろ。医者とか、医者みたいな人がいってる話ね」

 麻生財務大臣は、今のお立場で、検証して、発表されるといいなあと思う。

 皆様は、いかがですか?

自民党総裁選告示、4氏の争いの行方

 昨日の17日に、自民党総裁選が告示された。

河野太郎行政改革担当大臣、岸田文雄政調会長高市早苗総務大臣野田聖子幹事長代行の4氏の争いとなった。

この総裁選の行方について、HBCの選挙解説でお馴染みの山本健太郎北海学園大学教授の話がとても分かり易かったので、ご紹介する。

 

 本命視されるのは、岸田文雄氏と河野太郎氏。

2つの陣営で戦力は違っていて、岸田氏は国会議員票に重きを置いているので「決戦投票に持ち込んで勝つ」シナリオ。 

 河野氏は議員票が岸田氏に比べて劣勢と予想されるので「党員票を多く獲得して1回目の投票で、できるだけ決めてしまいたい」という戦略。

 高市氏が出てくること自体は、岸田氏にも河野氏にも影響があり、どちらに有利ということはあまりない。しかし、野田氏が出てきたことで、どちらかというとリベラルな層や女性の党員票を野田氏が持っていくことになる。これは河野氏にいくはずだった層なので、河野氏にとっては、痛い誤算。

 今後カギを握る候補は、高市氏。

どの程度、党員票にしても議員票にしても取るかは、岸田氏にしても河野氏にしても影響がある。

高市氏が伸びれば、河野氏が1回目の投票で決められないかもしれない。

岸田氏からすると、河野氏との決選投票になった際に、高市氏の票が乗ってくる可能性が高いので、高市氏がどの程度存在感を高めるかが重要。

1回目の投票で、高市氏の票が多いほど、河野氏と岸田氏の決選投票で岸田氏が有利になる。

 

 皆様は、どのようなお考えですか?

29日の投開票を待ちたいと思う。

東京パラリンピック閉幕

 東京パラリンピックが閉幕した。57年振り2度目の開幕。 

 10代の活躍が光った五輪とは対照的に、中高年が輝きを放った。最終日に、視聴覚障害がある西島美保子さん(66)がマラソンで8位に入賞。終盤は両足がつり、何度も立ち止まったが、伴走者と声をかけ合って、42•195キロを走り抜いた。諦めず挑戦し、達成することの素晴らしさに感動した。 

 体を目一杯使い、動きに工夫をこらして、自らの可能性に挑む。そんなパラリンピアンたちの姿は、障害や世代、性別、国籍を超越した人間の「個」としての尊さを伝え、一人ひとりの違いを認め合うことの大切さを体現していた。

 『一方で、五輪•パラリンピック開催までの曲折を振り返ったときに浮かぶのは、「多様性と調和」という大会の理念からほど遠い日本社会なありようだ。 大会組織委員会トップの女性蔑視発言と後任選びの混乱を通じて、変わらぬ男性中心社会が浮き彫りになった。過去にナチスユダヤ人虐殺を揶揄するコントを作っていた劇作家や、障害者をいじめた経験を雑誌記事で反省する様子なく語っていた音楽家が、開花式ヤ閉会式の演出担当に選ばれていたことも明るみに出た。 新型コロナの感染が急拡大するなか、政治は大会開催による事態の悪化を心配する声に正面から向き合わず、開催をめぐる世論を大きく二分させてしまった。開催に反対する人たちの一部に、SNSでアスリートに反対表明や出場辞退を迫る筋違いな行為もあった』

 皆様にとってのパラリンピックは、いかがだったでしょうか?

 

夏休み明けの危機⭐️子供の話を聞いてあげて

 コロナ感染者数の数も気になるが、題目にぜひ目を通して頂きたい。

 例年、夏休み明けは、不登校となる子供が多い。特にコロナ禍では、いくつもの問題が上がっている。それは、以下の通り。

 感染対策のために、クラブ活動は停止となり、給食でも友達と話せない。その為に、緊張が続く。

 元中学教師の男性は、中学生の母親からの相談を受けて、こうアドバイスされたので、ご紹介する。

「両親はいつも味方だということを伝え、家では心が休まる雰囲気をつくってあげてください」

 新聞には、不登校相談を受ける主な窓口が載っていたので、どうぞご利用ください。

 チャイルドライン(0120・99・7777)

NPO法人チャイルド支援センターが主催する18歳までの子どものために相談窓口。毎日午後4〜9時。チャットあり。

 24時間子供SOSダイヤル(0120・0・78310)

最寄りの教育委員会の相談機関につながる。夜間、休日を含め相談を受け付ける。

 

 これからの日本を背負って立つ子供達が、一人で多く生きて成長してくれることを心より願い、祈ります。