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体外受精で生まれた松元まろんさんが登壇

ひと、に体外受精で生まれた立場で学会に登壇すると題して、19歳の松元まろんさんが載っていた。

 体外受精の7回目で出産に至った松元まろんさんは、大阪に住む京都女子大1回生。彼女は、昨日10月3日に行われた大津市不妊治療に関わる学会で、体外受精で生まれた当事者として、治療を手掛けた医師と対談している。私はそこに行けていないので、実際の対談は聞けていなのが残念である。この技術で生まれた子は国内で71万人に達するが当事者が語るのは珍しいそうだ。

 彼女の言葉をご紹介する。

 『小学生以来、母幾美代(きみよ)さんから、体外で卵子を培養したらうえで受精させる試みを繰り返し、流産も経て、7回目で出産に至ったことを何度も聞いた。母はいつも付け加えた。「あなたはすごい子だよ」。そして、「あなたに会えて、どれだけうれしかったか」と。 中学生の時、保健の授業で体外受精が取り上げられた。友達はみな、そんな方法があるのかと驚いた。「知らんかった?うち、これやで」。ポジティブに考えてきたから、周囲に隠そうと考えたことはない。 同じ方法で生まれたことを親が伝えないケースは、いまも少なくないと聞いた。でも「体外受精という方法はもう特別じゃない。ふつうのことだと知ってほしい」

 お母様からの繰り返しのメッセージがまろんさんの心にしっかり届いたから、今回の学会登壇に迄繋がったのだろう。

体外受精の素晴らしさがたくさんの方に伝わりますように、祈りたい。

 皆様は、どう思われますか?