今朝、新聞の「若い世代」の小学生の投稿を読んで、彼女のお父さんに会ってみたくなった。
ぜひとも皆様にも読んで頂きたいので、掲載のままでご紹介する。
『私のお父さんは、がんばり屋さんです。朝早く仕事へ行き、夜の6時くらいに帰ってきて、夕ごはんを食べておふろだけしたら、また研究の仕事に行きます。 家にいる少しの時間に、おもしろいギャグを言って私や妹やお母さんを笑わせてくれたり、妹にお馬さんをして遊んでくれたりします。私は、ごはんを食べ終わったお父さんのこしをもんであげたり、その日のことを話したりします。お父さんも「今日、どうやった?」と毎日きいてくれます。
私はつかれていても、みんなにやさしくできるお父さんをそんけいしています。私だったら、つかれたらイライラするし、おこりっぽくなってしまうからです。だから、私もお父さんのように、自分がたいへんな時も、みんなにやさしくできるようにがんばりたいと思います。』
読まれてどのように思われましたか?
これを書いた小学生の女の子のお父さんは、人としても、お父さんとしても素晴らしい。
特にお父さんとして、我が子に毎日「今日、どうやった?」と聞いてあげることを続けていることに感動した。
これは、小さくとも毎日精一杯行きている娘を一人の人間として尊重しているから出来ること。日々流されて行きているとこの大切なことを忘れてしまいがちになる。
このお父さんはきっと、一日に二度行く会社でも、なくてはならない人材に違いない。
こんなお父さんはあまりいないので、娘ちゃんが将来の相方にそれを当たり前に求めることはないだろうけれど、期待してしまったらと危惧する。
今朝この投稿を読ませて貰って、清々しい感動を頂いたので、これを書いてくれた女の子とこちらを選んで掲載してくれた新聞社の方にお礼を申し上げたい。勿論、娘さんが投稿文を書く時に、寄り添ってあげたお母さまにも。
人として、そして子どもの親としてどう生きるかの当たり前のことを教えていただいた。
皆様にも何か感じて頂けると嬉しいです。