思いの丈☆宅配便

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「1+1=2」は人生に当てはまらない

 今朝の加藤登紀子のひらり一言の『「1+1=2」は人生に当てはまらない』が目に留まった。

 皆様は、どう思われますか?

私は20代の頃、父親に、事あるごとに『1+1は2ではない。2でないことのほうが多い。いや2でない方がいいこともある…』とよく言われた。

 実際のところは、分かっているけれど、2であって欲しいという思いの方が強かったのが本音である。曖昧にしておくことを避けて、何事もハッキリすることで、気持ちを楽にしておきたかったようだ。

勿論、その根底は、今も変わっていない。

しかし、人間を長くやってくると、曖昧にしておく方が、その時はよいことも体感として分かってきた。だから、その時の相手に「どう思う?」と聞いて即決しないようになった。と同時に、自分自身にも「即決したいのは分かるけれど、今即答しないことで、少し経ってから、その時どうすれば良かったかのいい方法が分かるよ」とアドバイスしてあげられるようになった。

勿論、「今日の晩御飯は、カレーか煮魚か」という現実的な即決しないと買い物にも行けなくて困ることは即決しながらも、即決と長く考えて決める事柄の判断が出来るようになった。

 今、外をウォーキングしていると思う。 

1+1=2でないから、人生は逆転だって起こる。だから面白いんだよ。