思いの丈☆宅配便

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折々のことばで勇気をいただく

今朝の折々のことばは、奈良の宮大工である西岡常一さんの言葉だ。

「頭が切れたり、器用な人より、ちょっと鈍感で誠実な人の方がよろしいですな」

その解説が面白い。『器用な人は苦もなく先に進んでゆけるので、往々にして「本当のものをつかまないうちに」作業を終えてしまう。反対に不器用な人は「とことんやらないと得心ができない」から、要所を疎か(おろそ)にせずに熟達すると、奈良の宮大工は言う…』

 

 私自身も不器用なほうだから、何事も素早く熟す人が羨ましくて堪らなかった。でも、解説して頂くと、初めて分かった。そうなんだ、本当のものをつかまないうちに作業を終えてしまうのかと。

何度も何度も繰り返していく不器用な私は、その無駄な⁈時間の中から、「この作業は自分の苦手なここを気付かせてくれる為にあったのか!」と体得出来ることが幾度もある。

 西岡さんの解説により、私も捨てたもんじゃないな、と嬉しくなった。

 

皆様も、何かの気付きになればと願って、今日の折々の言葉を載せた。(笑)