朝日新聞の連載16回、石井ふく子さんの人生の贈りものが終わった。
16回目が集大成で、素晴らしかった。
ドラマに60年携わってきた方だからの纏めに、心打たれた。
「豊かさや便利と引き換えに、人間関係はどんどん希薄になっています。そんな時代だからこそ、テレビや舞台を通じて、人間のつながりの大切さを訴えていきたい。家族のいない私だからこそ、家族の絆の貴重さがよくわかるのです。…」
昭和時代に見た「ありがとう」「肝っ玉母さん」そして「渡る世間は鬼ばかり」は、私達に、生きる活力を与えてくれた。
新春放送の「あしたの家族」も、楽しみにしたい。
93歳の石井ふく子さん、これからもずしんと心に響くホームドラマを見せてください。よろしくお願いします。