今朝の朝日土曜版の「悩みのるつぼ」を読んで、びびっときた。
その理由は、同じような経験を自身もしたから。
誌上の彼女は、40代女性。
友人の最高学府を卒業後、ヨーロッパのトップクラスの大学院に進学した友人が最初は素直に尊敬出来ていたが、付き合いが長くなると、人の話を最後まで聞かない、説教が始まる…と怒りを覚えるようになったとあった。
自身は、小学校以来の幼馴染みと8年位前に再会し、お付き合いが始まったのだが。
いつも一方的に自分のことを捲し立てるように話し、こちらのことは一言も聞かないことに慣れっこになっていて、ある意味ボランティアだと割り切っていた。
が、秋口に会った時に、思わぬ体験をした。
「借り物をした人にお礼をしたいのだけど、どんなお菓子がいいと思う?」と聞いてきた。
「それなら、〇〇のがいいかな」と伝えた。
すると「あー、そんなに気を使わなくてもいい子やから」
そして、食事をしていても「こういうのは好き?」と聞くので「私は濃い味が苦手かな」と返す言葉全部否定ときた。
しんどくなって、こちらは無言。
すると1人で喋っている。
自宅に戻ってから、今迄ので8年間が走馬灯のように駆け巡った。
色々な所に出掛られたことは良しとして、自分らしくはなかった。
お金を頂いてお付き合いしているなら兎も角、もう終わりしよう。
以降もLINEで連絡はきたが、スルーした。
年賀状も書いたが、出さなかった。
いや彼女の方がこちらの気持ちを分かったのか、届かなかった。
人は、生きている段階で出会う人が変わる。
しんどくなったら、もうご縁も、一区切り。
皆様も、令和2年を吉書に、友人関係を改めてはいかがでしょうか。