2ヶ月に1度発刊のharu_miを読む。
「キッチンから心をこめて」の書き出しに体が震える。
「突然ですが、皆さまにお伝えしなければならないことがあります。じつは去る8月、母が亡くなりました。享年94歳、老衰による大往生でした」とあった。
実際にお会いしたことはないけれど、数年前に連載されていた記事に、毎回登場される姿を拝見していたので、まるでお知り合いのように思っていた。
親しみも感じていた。
会ってみたいなあとも。
連載が終わってから、音沙汰がなかったので、気にはなっていた。
でも、はるみさんからの記載はなかったので、きっとお元気でいらっしゃるのだろうと案じていた。
亡くなる時は、ずっと共に暮らされてきた はるみさんのお兄さん曰く「いつも忙しいお前を独占できて、母さんも幸せだったんじゃないか」で良かった。
はるみさんのご主人の弔辞が、お母さんを安心させているだろう。
「兄妹も仲よく、はるみも幸せな家庭を築いていますので、どうかご安心ください。料理上手なお母さんのおかげで、はるみも子どもたちも料理家として活躍しています。みんなお母さんのおかげです」
心よりご冥福をお祈り致します。