彼は、なんと、コロナ接触通知アプリを開発した。
そのコラムに吸い込まれて一気に、読んだ。
12月に、東京都内のホテルでディナーショーを行った際に、今夏自身が開発したアプリ「テイクアウトライフ」のQRコードを置いた。お客がスマホで読み取れば、来場者にコロナ感染がわかった場合、主催者側から通知が届く仕組みだ。これは政府のアプリ「COCOA（ココア）」とは違い、個人情報を入力する必要がなく、接触した場合もわかる。飲食店やホールのほか、大相撲初場所でも導入されることになった。
彼の言葉によると「根っからのおたく。音響を追求していくうちに、科学にのめり込むようになりました」
16歳で紅白歌合戦に初出場。「私鉄沿線」などのヒットを飛ばした。自分で機材を操ってレコーディングするうちに、音響に興味を持った。医師や学者らと研究し、音源の振動を巡る論文が英科学誌に掲載されたこともある。そして10年前、公演後にライブ映像などを受け取れるアプリ「テイクアウトライブ」を開発し、特許も取ったそうだ。今回は、それを改良し、「テイクアウトライフ」とした。
現在は、「このままでは芸術が滅んでしまう」という危機感から、国会議員や自治体の首長らを回って、アプリの導入を訴えているそうだ。
好きこそ物の上手なれとは言うが、これは才能だ。私は、恥ずかしながら、このことを今朝読んで初めて知り、拍手した。
このアプリが導入されていくことを、このブログからも発信したい。
皆様、どうぞよろしくお願いします。
