今日、ネットニュースが飛び込んできた。
何と、血液数滴でガン診断が出来るものを開発した方がいる。
その方は、長谷川克之さん。
「とった血液を遠心分離機にかけ、上澄みの血清を私たちが独自に開発したバイオチップ“プロテオ”に垂らします。すると、がん細胞から血中に微量に溶け出した関連物質がチップに吸着する。それを傾向顕微鏡で解析することによって判別します」
彼はこのプロテオを開発し、現在、国内60カ所の医療機関がプロテオによる検査を導入、約5千人が受検しているという。
彼は、医療分野とはずっと無縁で、最終学歴は地元の公立中学校。
なぜ、信じられないような発明ができたのか?
本人の自己分析は、こうだ。
「僕ね、できるまでやるんです。絶対やめない。人に負けたくないって気持ちが強いんです。意地を形に変えた言っていうのがあったのかも…。だからできたんだと思う。それに、自分のこと、研究者だとか、そんなおこがましいこと思ってません。自分は発明家だと、そう思っているんです」
長谷川さんの持って生まれた気質に、拍手を送りたい。
負けず嫌いこそ、真の勝利者。
彼はこそ、ノーベル賞を頂いて欲しい。
そして更なる、がん撲滅に向けて、研究を進めていって欲しい。
彼の夢の扉は、開かれたばかり。
大いに期待している。