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能登半島の開業医●大石賢斉さん

 今朝の「ひと」掲載の大石賢斉さん記事を一気に読んだ。

 彼は、地区内の健康マラソン大会で走った直後に地震が起きた。現場に駆けつけ、消防署員と民家の下敷きになった住民を引っ張り出し、けが人を小学校まで運んだ。地区では17人が命を失った。処置のかいなく低体温症で亡くなったお年寄りもいた。「これ以上、死者を増やすわけにはいかない」全壊した診療所から医療器具を取り出し、避難生活を送る住民を毎日巡回して見守った。とある。

  これをありがたいと思いながら読んだ。

そして、文章の最後に、こう結んであった。

都市部への2次避難が進む。また戻ってほしいと願いつつも「町がなくなれば自分も去る。私が必要な所にいる。それだけです」

 

ずっとその場所に居ないことと、自分が必要とされる所を探して行くことの使命感とその潔さに、憧れと清々しさを感じた。

これは、大石賢斉さんの生き様であるが、私自身も同感である。