思いの丈☆宅配便

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便利なものについて稲垣えみ子

  今朝の折々のことばは、エッセイストの稲垣えみ子さん。

彼女は、こう語っている。

『便利なものっていうのは「自分」を見えなくするわけですね』

これを要約すると掃除機などの家事をラクにする家電製品は、できることが増える歓びをしなければならないというプレッシャーに変えて、僅かで満足できるシンプルな生活を「オオゴト」にする。

 

 このことは、皆様は、どう思われますか?

 

私の場合は、オオゴトにするという負のイメージではなく、正のプラスのイメージだ。

というのは、電動給湯ポットが故障し、微妙に漏れるようになった。(全部漏れるわけではない)

 とりあえずは、漏れの多い時は布巾で拭き、使っている。

今朝は、(やかんは処分したので)注ぎ口が細く研がった小鍋を使って沸かした。

コーヒーのドリップパックに沸いた湯を注ぐので、入れる場所が小さくて、かなり溢してしまった。

しかし、普通にお湯を使うだけならば、これで十分だ。

 このお湯を沸かす作業のお陰で、今まで全ておんぶに抱っこさせていた電動給湯ポットの役割を再認識出来た。改めて、これを発明してくれた方と販売してくれた会社にふつふつとお湯が沸く時のような感謝の思いが込み上げてきた。

つまり、原点に立ち返ることが出来たのだ。

これは、キャンプに行き、火を燃やす体験をした時に感じる思いと似ている。

 勿論、正のプラスイメージだけでない。

早くお湯を必要とする場合は、お湯が沸く時間を待つこともイライラするからダメだ。

 要は、プラスとマイナスのどちらが多いかで判断すればよいことだ。

 

 皆様は、いかがでしょうか?