3日ほど前に、ソフトバンクの前監督 工藤公康さんの現在が掲載されていた。読んでいて凄いなあーとこちらまで刺激を受けたのでご紹介する。
工藤さんは、複雑な家庭の育ちで、両親が離婚して、元々のきょうだいと異母きょうだいと生活する環境だった。実の父親が頑固で厳しく、自分の思うとおりにならないとすぐ怒った。
ランドセルや靴、洋服はお兄さんのお下がりで、物を貰った記憶がない。
それが結果的に「結婚したら子供に買ってやれる親になるぞ!」の原動力になったから良かった。
野球をするようになったのは、野球経験者の用務員さんが『君の球なら推薦で高校に行ける』と紹介してくれたことがご縁を繋いでくださった。それがなかったら、中学卒業で働いていた。
現在は、ご長男で、テレビドラマでお馴染みの東京農業大学卒業の俳優 工藤阿須加さんが農業を始めたことを切っ掛けに、手伝われている。
尚、阿須加さんを自分と同じ野球の道に進ませなかったのは、「同じ家庭に2人の野球選手は要らない」と考えたからだ。
農業の手伝いの具体的内容は、有機野菜の栽培や手入れだ。
このことから、畑近くの廃校になった小学校の教室を事務所に改造した。そしてYou Tubeを見ながらやってみたかった日曜大工、いわゆるDIYに取り組んでいる。将来は、丸太を切って一から家を建ててみたいと思っている。
また、プロゴルファーで長女の工藤遥加さんとは、NHKのキャンプの旅番組で共演している。
このことは「冬のキャンプが好き。静かだし無になれる。俗世間から解放され火を見ているだけで幸せな気分になれますから」とコメントを残している。
工藤公康さんのお子さんとの繋がりを切っ掛けとする行動力には、「私も農業やキャンプをしてみたい」という気持ちになった。
皆様もいかがですか?
そして、ものの考え方として、辛く悲しい生い立ちをマイナス➖でなく、逆にバネにして➕にされたことを大いに見習いたいと強く願った。
たった一度っきりの今世。
前だけ見て、進んでいきませんか❢