マットへ転げ落ちて、決勝に進まず退場した内村航平の言葉に清々しさを感じた。
「失敗したことがない技で失敗する。これだけやってきても、まだわからなかとがある。おもしろさしかないですよね」
そして、こうも言った。
「いつ引退するとかは考えていない。体操を永遠にやめないかもしれないじゃないですか」「僕はこの競技が好きなので」「まだ体操を何も知れていない」
彼の言葉から、スポーツをする上で、何が大切かの基を気付かされた。
それは、彼が一番嬉しかったことにも関係する。
鉄棒で蹴上がりができた時だ。
「小学1年生ぐらい。周りはみんなできたのに、僕だけできなかった。誰も見ていない時にできて、みんなに知ってほしくて体育館中を走り回った」
蹴上がりが出来た喜びを忘れてはいけない。
私自身も心に叩き込んだ。
皆様は、いかがですか。