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藤山直美の「ふざけず淡々と『喜劇』」

朝刊のbeテレビ週刊番組表の左側に藤山直美の笑顔が零れる。
久々のお顔にお元気な様子が分かり、こちらまで嬉しくなる。
彼女のインタビュー記事の返しが納得出来る。
「喜劇役者ほど、ふざけない。ふざけなるのが喜劇ではないから。さらに、しばいにおいて大事なことは淡々とやること。約作りはせず、普通に演じるけ。…」
彼女は、とても頭の賢い人。
生まれながらに進んできた道を、緻密に計算された演技で守り続けてきた。
藤山寛美を父親に持ち、女性に生まれども、血筋はそのまま引き継がれたと素人目にも分かる。
昨年末に、57歳に。
その例え方が、素晴らしい。
「富士山で言うたら、6・5合目くらいまで来た。空気がうすくなるこれからは、本当に必要なものだけを背負って登ればいい。50過ぎたら、そいでいったらええと思う。…」
生まれも職種も違えども、尊敬出来る女性。
彼女の背中を見ていると、いつもグーんと背伸びして生きていけそうだ。