今朝、小島慶子の父の言動から、昭和の父像がくっきりと蘇った。
終身雇用で定年まで働き、自分の趣味もなく、生きていき、尽きた。
それは、かわいそうではなく、当時は当たり前の生き方だった。
小島さんは、ご主人が突然会社を辞めて専業主夫になったことで、世の男性の自由でない生き方を痛切に感じるようになる。
家のローンを抱えて、子供を大学まで行かせる為に、毎日満員電車に揺られている。
しんどいなんて言おうものなら負け犬扱いされ、家では粗大ゴミなどと言われる。
そうだ。
昭和の父は、家族の為に戦った。
皆様のお父さんは、どんな方でしたか?
昭和の父の生き方は、平成の父像とは異質であり、ある意味、潔さと尊さを感じる。
どうか、長生きをして貰いたい。