思いの丈☆宅配便

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天声人語にみるSMAPと生きた時代

あの天声人語が、最初から最後までSMAPで埋め尽くした。
とても珍しい出来事。
それも、これを読めば、SMAPと共に生きてきた現代の行きにくい世の中が一発で分かる。
胸が詰まるが確かにそうだった自殺者が3万人を越えた1998年。
「夜空の向こうには明日が待っている」とSMAPの歌に希望を託した。
そして、元気を貰った。
誰もがひとり、口ずさんだに違いない。
あの永遠の名曲「世界に一つだけの花」は、リストラで職を失い、先が見えなくなった世の中に、寂しくなった心に寄り添ってくれた。

天声人語記者の独り言の呟きが、木霊してくる。
「解散の決定までには、所属するジャニーズ事務所の不透明さや芸能界で働くことの不自由さが垣間見えた。最後の番組放映でも解散のについての言葉はなかった。語りたくなかったのか、語れなかったのか」

最後の最後に、紅白でSMAPメドレーで聞き納めをしたかった。