思いの丈☆宅配便

書いて読んで繋がりませんか!

年の瀬にしとしと降る雨

連日晴れていたところを
かなり前に天気予報で予告した雨。
一日中どんより雲を従えて、しとしと降っては小休止。
そして、夕方に本降りとなる。
その音が心に何かを刻んでいく。
SMAPが終わりを告げた淋しさ?
1年の終わりが近付く物悲しさ?
やり残しを焦る時間の早さ?
それは何処の誰しも同じこと。

さあ この雨が止む前に、
気を引き閉めてまいりましょう。

自分という箱は、失わなかった話

朝から目に入ってきた折々のことばは、
心の深底まで、染み込んだ。
書き手の三輪明宏は、人生においてのかけがえのないものを根こそぎ奪われた人である。
だから、こんな直球の言葉を投げてきた。
「空の箱には、たくさんのものが入るように、不幸な家庭に育った人は、幸せをたくさん詰め込みます」
絶対にそうであってほしい。
辛い経験は、空の上では、金銭的にも精神的にも豊かであってほしい。
そうでなきゃ、あらゆる帳尻が合わないからね。
合掌。

これに、ざぶとん3枚持ってきて

今日の折々のことばに、ざぶとん3枚を進呈する。
書き手は、横尾忠則なり。
それは、これ。
「時間よりも、むしろ何を何回やったかという回数の方が、大事なんです」
本当にそう。
百度参りも千羽鶴南無阿弥陀仏も、反復こそ意味がある。
どんなに難しい繰り返しの言葉も、毎日声に出して読み上げてごらん。
元旦にはちんぷんかんぷんでも、大晦日には、何かをやりながらだって、そらで言える。
凡人の毎日の努力の繰り返しは、天才の頭を遥かに越える。
皆様も、それを体得してみませんか?

麻央さんと麻耶さんの姉妹愛

本当のところは、誰だって当事者同志でないと分からない。
特に芸能界は、そう。
じゃあ、どうして分かるの、他の人には?
それは、して貰った人の言葉である。
先日の麻央さんのブログで、お姉さんの麻耶さんが一日中、背中を擦って貰ったことが書かれてあった。
そして、お姉さんの麻耶さんのブログにも、麻央さんががんばっていることが綴られていた。
お二人とも飾り気のないストレートな文章から、染々と伝わってきたものがあった。
それは、ずっと変わらないお互いを想う心、姉妹愛だ。
お姉さんの麻耶さんは、天然などと世間では言われることもあるが、本当に好い人なのが分かる。
好い人は、世間の妬みをかわれやすいのが辛いところだ。
でも、現在の情況をお二人のブログで読ませて貰う機会を沢山得て、認識が一変した。
まだまだ出口の見えないトンネルにいらっしゃるお二人だけど、きっと光の差し込む出口が見える時がくる。
それまで、諦めないで、しゃがみこまないで、お二人の姉妹愛で溶かしてほしい。
祈るしか出来ませんが、いつまでも、元気になられる姿を見せて貰うまで、見届けます。

今、これからへの一旦休止

立ち寄ったカフェで、一瞬にして時が止まる。
川の流れは静かなさざ波のよう。
風もやんでいる。
鳩が与えられる餌を目当てに、曲芸を見せる。
一列に整列。
微塵にも動かない。
息を呑むような緊張感。
暫くして、餌がなくなると一羽ずつ退散する。
あまりにもひっそりしすぎて怖くなる。
カフェ内も、一服し終えたら、声さえ遠退く。
少し前の賑やかさは嘘のように。
さあ、再び飛び出そう。
元の都会の雑踏の中に。

ひこうきぐもは、嘘つかない

昨日、とっても綺麗なひこうきぐもを幾つも見た。
あまりにも美しすぎて、吸い込まれるようだった。
今思えば、このひこうきぐもは、今日のお天気をハッキリ予告していた。
朝から、大雨である。
寒さも引き締まった気がする。
新聞誌上では、奇妙な事件が勃発。
金属バット振り回しての無差別打撃。
駅ホームから突き落としの悲劇。
平成の世の物悲しさを表す、恐ろしい2つの事件。
小説の見開きに出てくるような世界。
皆様は、これからの不可思議な世の中をどう予想されますか。