思いの丈☆宅配便

書いて読んで繋がりませんか!

誰にでも必要な、じっと待つ優しい時間

 このブログではお馴染みの「まあいいか」。

女優・大竹しのぶのコラムである。

今回は、涙腺が緩んで

溢れた。

   障害者の青年が、自分の財布からお金を取り出し、レジで支払い、お礼を言って出ていくお話。

それを大竹しのぶの語り方そのままで、綴られている。

   最後に彼女のメッセージがあるので、ご紹介する。

「青年はいつか社会に出ていかなければならないだろう。青年のテンポを待ってくれない人もいるかもしれない。いまのこの国の情況の中で、支える側の運営も楽ではないだろう……。私は、あの青年が買ったクリームパンを母に食べさせたくなって、手に取った。」

   彼女と同じ気持ちである。

 

   慌ただしく流れていく日々の中で、忘れてはいけない人の心を思い出せるコラムを、いつまでも読み続けていきたい。

そして、彼女の文才と人としての優しさを、これからも噛み締めていきたい。

   まあいいかって生きていければ、幸せかな。