思いの丈☆宅配便

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電話の神様はいる

天声人語に同感。

15歳の女子中学生が監禁先から逃げ出して救いを求めた公衆電話は、東京のJR東中野駅の構内にあったという。
公衆電話は今、探しても見つけられない時代になった。
テレフォンカードも金券ショップでやっと買える時代である。
公衆電話よ、まだまだ、いてほしい。
そう実感した天声人語の話だった。

その最後の締めが素晴らしい。
「少女は機を逃さず、公衆電話に走り、硬貨を入れ、自宅の番号を正しく押した。2年という闇の長さを思えば、その沈着さは一条の光のように映る。『電話の神様』も感心して空から見守ってくれたにちがいない。」