思いの丈☆宅配便

書いて読んで繋がりませんか!

柊と書いて

朝からの天声人語が面白い。
面白いと言っても、書いてある事はじんわり胸に迫ってくる。
その中の柊について書かれた箇所が、だ。
「木偏に冬と書くヒキラギを思い浮かべる。その葉には鬼の目を指すという鋭いトゲがある。
おもしろいことに、年齢を刻んで古木になるとトゲは自然に消えていくそうだ。つまり角がとれて丸くなる。あやかりたいが、人間、なかなかそうはいかないらしい。
喜怒哀楽の怒は大切な感情ながら、ぎすぎすと周囲の空気を凍りつかせてはいけない。」
同類かなとニンマリ。
日々の生活に押されていると、どうしても感情が先立つ。
怒の感情もたまに吐き出すと効果がある。
でも、しょっちゅうではね。
天声人語の書き手と同じ結論になった。

いつも追われているような時代だが、心はゆるやかに今年を締めようと思う。

これに私らしさを加えるなら、時には傍観者も面白いよ。
傍観者1のお役で、演じてみよう。