今朝の新聞に、興味深い題目を見つけて熟読したので、皆様とも共有させて頂きたいのでご紹介する。
題目の主人公は、24歳の社会人。家から出て今は仕事をし、家賃を払えているそうだ。
今回、彼のことを綴っているのは、お母さんだ。息子がスマートフォンのゲーム依存から睡眠障害になり、私立高校には1日だけ行って中退してからどのように付き合ってきたかの経緯を説明している。
そして彼女が、お母さんは、どうすれば良かったかの答えを教えて頂いている。
「いつか学校に行ってくれるのでは。受験勉強をしてくれるかも。ずっとそんな期待を背負わせ続けた。それが落胆に変わり、責めてしまった。何より、息子が期待に応えられない自分自身を責めていたのかもしれない。振り返って、そう思う」
彼女の真意を読ませて貰って気がついた。
だから息子は、昨秋に母親から正式に家を出て行くように言われた時、決断し、当日に「大丈夫?」と問う母親に「なんとかするよ」とそっけなく言ったのだろう。
彼は、自分の母親が自分自身を責めている姿を見るのが、辛かったのではないかな。なぜなら彼は、これはスマートフォンのゲーム依存で昼夜逆転した原因の大部分は自分にあることが分かっていたはずだから。
だから、自立することが今までずっと心配をかけ続けた母親を安心させることだと分かっていたのかもしれない。
皆様は、どのように思われますか。