今朝の親父のせなかは、声優の日高のり子さん。アニメ「タッチ」の浅倉南の爽やかな声で人気を博した方だ。
彼女のお父様は、東京・九段の洋服の仕立て屋の3代目で、空手の師範も兼任。
現在は89歳で、高齢者施設で生活。そして週一回運動をして、ドイツ語や中国語を勉強し、謡もされているそうだ。
彼女はお父様の謡の舞台で、足踏みの力強さや立ち居振舞いを見て、「負けられな」と感じたそうだ。そしてそれをご自分のお仕事に置き換えて、こう考えた。
声優で思い出に残っている声をずっと守り抜くというのは、声を入れたものの責任。その為には結局、父の長年言っていた「体を鍛える」ということ。だから、筋力トレーニングやボイストレーニングを続けている。
また、今も様々なことに挑戦するお父様の姿を見て、こう考えた。
俳優になることが目標だったので、声優の仕事が忙しくなり、夢を遠ざけた。
これからは頂く仕事を頑張りつつ、俳優を含めて新たなことに挑戦したい、努力したい、と思っている。
お父様の姿を通して考えられた2つのことが、素晴らしい。
身近に尊敬出来る方がいることが羨ましくなった。
私も日高のり子さんのお父様を目標に、2つのことを実践したい。
①無理をせず、体を毎日鍛える。
②こうであると決めないで、考え方に幅を持たせて努力する。
皆様は、どう思われましたか。
日高のり子さんのお話が突破口となり、今日からの毎日がよくなりますように、願っています。