思いの丈☆宅配便

書いて読んで繋がりませんか!

フロントランナーを読んで

 本日は1月29日。前回のブログが長く読んで頂いたので、本日が新年初のブログ。

送ればせながら、新年ブログ明けましておめでとうございます。どうぞ本年も一年お目通しよろしくお願いします。

 今朝の朝日新聞のフロントランナーを見ていたら、ぐっと引き込まれた内容が載っていたのでご紹介する。

 石井綾華さんは、NPO法人ightRing.代表理事だ。彼女は、ファッション雑誌を見たことなどがきっかけで食事が取れなくなり、入院したが、周りの目が偏見に満ちていた。そして、高三の冬にアルコール依存症になったお父様が亡くなったことを救えなかったことで自責の念にかられた。

その2つが切っ掛けとなり、最初はメンタルヘルスの仕事を考えたが、目の前の人を救うには限度があるために、社会全体の仕組みを変える仕事を思うようになったそうだ。

 彼女がしていることは、ゲートキーパーの育成。

ゲートキーパーとは、悩んでいる人に気づき、声を掛け、話を聞いて必要な支援に繋げ、見守る人のこと。

 彼女の最後の言葉に、こう書かれていた。私も何度も読み返した。皆様にも、心に留めて頂きたいと思ったので、お伝えしたい。

 『死にたいと言われたら、まずは「死にたいほどつらいんだね」と、その奥にある気持ちを聴いてあげてほしい。相手の話のキーワードや語尾を繰り返すといったコツがあり、相談者が笑顔を取り戻すこともあります。してはいけないのは否定やアドバイス。「死にたいなんて言わないで」と言うのはは控えましょう。

相談者との距離の取り方は、大切なのは、「ラブ•マイセルフ(自分自身を愛する)」という気持ちです。まず自分自身を大切にすることから、人の話を聴くことは始まります。「毎日よく生きて頑張っているね」と自分をほめてあげてください。そこから支え手としての支援は始まります』