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学校再開 全ての子に学びを

 題字の言葉は、教育改革実践家の藤原和博さんの言葉だ。まさにそうあって欲しいと実感した具体的案なので、朝一にご紹介したい。

 「経済状況と成績にはある一定の関連があります。自ら学習を進められる子がいる一方で、勉強の動機付けや、褒める、叱るといったサポートがないと続かない子もいる。休校で給食がなくなり、十分に食べられていない子もいて、やはり学校の再開が求められます。 授業のカリキュラムや編成権は校長が持っています。地域や学校ごとに再開時期や、クラスの人数、授業のやり方を工夫する『ユニークな学歴保証のシステム』を作れるかどうか。次に同じことが起きても、すぐに移行できる仕組みを作っておく必要があります。 みんなが一斉に同じことを学び、良い学校、良い会社に入ればいいという社会システムの限界が一斉休校でより鮮明になりました。今後は一人一人の個性に合わせた学びを深めて、自分自身の希少価値を高める『レアカード』化が、より重要になります。経済的理由でこぼれ落ちる子を公立が救いつつ、ネット上で自ら恩師を探しに行く子どもたちが増えることに期待を持っています」

 この具体的案が、一早く実践されますようにと強く願う。