その中で、上沼恵美子さんの自身の過去告白に愛を感じた。何故なら、普通ならそこまでは言わないからだ。
以下、ご紹介する。
「私、30代の時、ビール一晩20缶飲んでたんですよ。」
当時、仕事がうまくいっておらず、酒量が増えていたという。基本的には、家飲み。
泥酔したある日、16歳の次男が「いい加減にせえ!」と椅子をパーンと蹴り飛ばし、上沼はひっくり返ったという。夫も見ている前での出来事だった。
「母親の醜い姿を息子に見せたという恥。情けなくて…。」
次の日、寝室で泣いていると、次男がやってきて、
「オカン、ごめんな」と詫びた。
上沼も「お母さんの方こそ改める。こんな母親でごめんな」と謝罪。
「私、本当にドキッとした」と当時を振り返った。
この話を聞き、ご本人の告白と共に、ご次男の勇気に敬意をはらった。
よく、お母さんの目を覚まさせてあげたね。偉い。と。
彼の椅子の蹴り飛ばしがなければ、今尚テレビで活躍する上沼恵美子さんは、いない。
毒舌キャラの彼女こそのコメント。
酒断ちは、誰にでも容易いものではない。
上沼さんの過去告白を自己のこととして受け止め、山口達也が今後の人生を生きていければと祈る。