寺島しのぶの4歳の長男が、初舞台を踏むことが決まった。
そのインタビューの後の、寺島しのぶの言葉がいい。
「 これがやりたい、あれがやりたいといってもそう簡単に、いくものではない。そこは彼の自主性に任せたいと思う 」
歌舞伎界に生まれたが、女性であるが為に、歌舞伎役者として舞台を踏むことは出来なかった。
その悔しさは、文字で目にした。
それを知っているだけに、フランス人のアートディレクターとの間に男児が誕生したと聞いた時は、心からおめでとうと思った。
更に嬉しかったのは、彼女が決して出しゃばっておらず、息子を見つめながら言葉を選んでいたことだ。
きっと、ご自身のお母様と同じ母としての道を進んでいかれるのだろう。
母になって知る母心かな。
より母性に満ちた母親になっていかれることを、見守っていきたい。
『 歌舞伎界初〝日仏ハーフ〟眞秀( まほろ )君 』
に乾杯🥂。