思いの丈☆宅配便

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今、これからへの一旦休止

立ち寄ったカフェで、一瞬にして時が止まる。
川の流れは静かなさざ波のよう。
風もやんでいる。
鳩が与えられる餌を目当てに、曲芸を見せる。
一列に整列。
微塵にも動かない。
息を呑むような緊張感。
暫くして、餌がなくなると一羽ずつ退散する。
あまりにもひっそりしすぎて怖くなる。
カフェ内も、一服し終えたら、声さえ遠退く。
少し前の賑やかさは嘘のように。
さあ、再び飛び出そう。
元の都会の雑踏の中に。