思いの丈☆宅配便

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「君の名は」の感動は本当か

ついこの前まで、映画界の話題を拐っていた「君の名は」について、ふとしたところから湧き出た疑問。
あの映画は本当に、感動出来るのか。

こう思ったのは、理由がある。
私自身は、数人に「あなたにピッタリの映画がある。」と推薦を受けての観劇だった。
だから、前提として、下手に批判は出来ないというのがあった。

映画を見ている間中、ずっと自分自身に問い掛けた。
内容は、一体何を言わんとしているの?
影像は、確かに美しいけれど、これなら写真集で充分ね。
音楽は、透き通るように心を揺さぶるけれど、これなら宮崎駿の映画音楽のCDを聴くだけでいいわね。

現代っ子の世の中を上部だけで軽く生きている子なら、自分の感覚と同化できて、感動出来るのかもしれない。
が、昭和の良いときを知って、平成の物足りなさを思いながら生きている私は、不完全燃焼に終わった。

映画は、音楽、影像、内容が三位一体となって初めて感動出来る。
故に、ちょっぴり残念な結果に終わったと今ここで、断言する。