思いの丈☆宅配便

書いて読んで繋がりませんか!

貴乃花の息子にエール

テレビ「あの人は今」を見た。
出てきたのは、貴乃花の面影そのもののの息子だった。
日本古来の世襲制には乗っ取らず、貴乃花の息子は、靴職人になった。
本人も相撲取りになろうと思ったことはなかったと言い切った。
そして、彼の父も祖父も、ならなくていいと言われたそうだ。
意外であった。
彼は、15で自分の将来を決めている。
それは、父もそうであったからだ。
フィレンツェで3年の修行を得て、日本で、注文を受けて手作業で靴を作る仕事に就いた。
父は、迷ったら、困難な道を選べと言ったそうだ。
若き頃の貴乃花を知るものとしては、いいお父さんになったんだと染々感慨深い。
彼のお母さんは、皆様ご存知の元フジテレビアナウンサーの河野景子さん。
彼がお母さんのことを「今は、ただのおばさん」と言っていたのが、笑いを誘った。
彼は、芸能人擦れしていない。
選んだ仕事もそうだが、コツコツ積み重ねていく地味な生活を選んだ。
『地に足がつく』ことがキーワードだとも言った。
華やかさを売っていたお母さんは、息子を上手に育てた。
一足およそ15万の値段だそう。
一般人にはちょいと高級品だが、テレビを見た各界の方が注文して下されば、受容も増えるだろう。
どうぞ、自分の手で、地につく足の洋服である靴を、しっかり作り続けてほしい。
久し振りに、爽やかな好青年を見れた。