読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

思いの丈☆宅配便

書いて読んで繋がりませんか!

出逢ったままの君でいて

うつらうつらの電車の座席。
ふと前を見ると、横綱級の高校男子。
ハッキリとは聞こえない二人の会話だが、思わずニッコリしてしまう柔らかな雰囲気。
どうやら先輩・後輩らしい。
後輩の手元にしっかり握られてるのは、コーヒー牛乳パック1㍑サイズ。
それには、長~いストローが入っていた。
「君の良いところは、どこだ?」に堂々と答える後輩。
「はい、顔の広~い所です」
誰からも好かれる小錦君って感じかな。

二人して下車駅で立った後に入れ代わりで座ったのは、耳ピアスガリンチョとオシャレオタクのぽっちゃり大学生だった。
まるで世の中の真逆世界を垣間見たような一時。

これから先、自分を変えなきゃならない現実に出合っても、小錦君には私が貴方と出逢った今日のままの心でいてほしいなあ。