思いの丈☆宅配便

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科学の芽を育てた「魔法使い」

今日のおやじのせなかは、向井千秋
彼女のお父さんは、中学校の数学と理科の先生。
お父さんの当直先に一緒に行って「すごい、なにこれ」と試験管の液体が一瞬で変わる驚きから、科学の芽を育てて貰ったらしい。
足が悪かった弟の影響から、小学校から医者になろうと決めたようだ。
進路指導も自宅にあった黒板を使って、お父さんがしてくれたらしい。
そのお父さんがよく聞いていた洋楽から、彼女の座右の銘は「ケ・セラ・セラ」と「マイ・ウェイ」。
2003年にお父さんが息を引き取られた時のエピソードが素敵。
「みなさま、どうぞお帰りください」と病院のアナウンスがあって、お父さんが大好きだった「テネシーワルツ」が流れたそう。彼女にはそれが「もういいんだよ、おまえたちもお帰り」と言っているように思えたみたい。

向井千秋、彼女は父親によって、今の自分を導いてもらったことがほのぼのと伝わってきた。