思いの丈☆宅配便

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全国高校駅伝男女優勝監督の言葉

朝刊の「ひと」に写る笑顔が爽やかだ。
されたことは全国高校駅伝男女優勝と偉業だが、それを感じさせないものが表情の柔らかさにある。
「駅伝でも、その瞬間は一人。何があっても対応出来るようになるには、自分で考えさせないとね」
ここに彼の指導力が隠れている。
ワンマンであれこれ先だっての指導は、ある意味楽と聞いたことがある。
でも、それでは個性は潰れる。
突発事態が起こった時に、自分で行動していけない。

この小さな新聞記事では、自分で考えていける指導までは書かれていない。
逆に「読者のご想像お任せします」か。

春に不調に陥った男子エースの復活を、半年間ひたすら待った。
「間に合いました。あれで終わる男でなくてよかった」
彼のこの言葉に、待つこと、そして待ってやることが如何に大切なのかが分かる。
せっかちに結果をたたくのではなく、待ってみましょうか。
自分や周りの者に対して。
日々の努力は惜しまずに。

新年をあと数日で迎える今、抱負をじっくり噛み締めて考える機会を持てる記事に出合えて良かった。