何処かは分からない。
でも、必ず自然と導かれる筈だろう。
そう鷹を括っていたら、その日が今日だった。
もう11年位前になる。
実の父が、入院前に足しげく通った所。
あの時は、車だったから電車では訪れたことはない。
其処は、でんぼの神様と言われた神社。
どういう気持ちで、通ってたんだろうと思うと電車の中で涙が溢れてきた。止まらなくなった。
ああ、今、父が私の心に入ってきてくれてるのが分かった。
到着すると、初めて見る御百度する人達。皆願いを持ちながら、ひたすら歩いていた。
一通り歩いて一周した後に、参道での買い物も楽しみながら、ふと立ち止まった。
ここだ。
生まれ、タロット、石と総合的に見て貰った。
その時に、今までどこでも言われたことのない「これ迄の自分の生き方」を、そのまま言われた。
合点のいくなかった縺れた糸が、ゆっくりとほどかれていく穏やかな時間が流れた。
父に背中を押して貰い、辿り着いた今日。
これからの生き方も御教授して貰った。
人生、容易く変化は遂げないけれど、自分が今生かされている意味を知る。
明日天気になあれ。
この気持ちで、また元気を取り戻して、周りに方にお届け出来ますように。
今日に感謝。
皆様にも、おすそ分け致します。
